大吟醸袋搾り 十代目
2016/02/14
どうも、十代目です。
大吟醸の仕込みから35日が経ち、いよいよ搾りを迎えました。
大吟醸は普段搾っているヤブタと違い、袋釣りという方法で搾っていきます。
今季から酵母を変えたので出来が気になるところでしたが、例年に比べると香りは抑えめなのですが、味は丸く柔らかみがありなかなか良い出来に仕上がったのではないでしょうか(>_<)
このように小さめのタンクの上から細長い袋を垂らして、その中に醪を入れていきます。
こぼれないように慎重に行なっていきます。
吊るされた醪は自然圧によって一滴ずつポタポタと垂れていきます。
無理な圧力をかけられずストレスを持たない大吟醸はまさに蔵の集大成ですね。
そしてその結晶を集めるのが斗瓶。斗瓶=10升なので18リットルです。
こうしてゆっくりゆっくり集められていきます。
我が蔵では計6本取るのに6時間くらいかかりました。
これから火入れ殺菌、貯蔵となっていきますが、より深みのある味わいに変わっていくでしょう(^o^)/