取り扱い店 Dealer 取り扱い店 Dealer

  • HOME > 
  • コラム > 
  • フルーティーで飲みやすい!甘口の日本酒が人気である理由・種類・味わい方

フルーティーで飲みやすい!甘口の日本酒が人気である理由・種類・味わい方

フルーティーで飲みやすい!甘口の日本酒が人気なのはなぜ?甘口の種類やおすすめの味わい方も解説

飲みやすい日本酒を探している方におすすめなのが、フルーティーな甘口タイプです。こちらでは、甘口の日本酒が人気である理由、甘口日本酒の種類やその特徴、美味しく味わう方法をお伝えします。

甘口の日本酒はなぜ人気?フルーティーで料理と相性が良く飲みやすい!

甘口の日本酒はなぜ人気?フルーティーで料理と相性が良く飲みやすい!

甘口日本酒は、フルーティーな香りと上品な甘みが特徴的です。フルーツのようなみずみずしい香りは、女性をはじめとする初心者の方にも人気があります。また、アルコール度数が低めで飲みやすいのも魅力の一つ。料理との相性も良く、和洋中問わず様々な料理の味を引き立ててくれます。

フルーティーな香りと上品な甘み

甘口の日本酒は、フルーツのような華やかな香りと上品な甘みが特徴です。ぶどうのような果実香、りんごやメロンを思わせる香りなどがあり、口に含むと控えめながらも心地よい甘味を感じることができます。この甘みは、米の持つ上品な甘さによるものです。精米歩合が高く(60%以上)、米の外側の部分を残したお酒ほど甘味が強くなる傾向です。例えば、次のように製法の違いで甘みの度合いが変わってきます。

製法 精米歩合 甘味
純米酒 60% ★★★
純米吟醸酒 60%以下 ★★
大吟醸酒 50%以下

甘口日本酒は、この上品な甘みとフルーティーな香りが魅力です。お燗にしても冷やしても、そのフルーティーな香りと心地よい甘味を堪能できます。

食事との相性が良く、料理を引き立てる

甘口日本酒の上品な甘みは、料理の味を引き立てる働きがあります。例えば、和食の旬の素材を生かした繊細な味わいの料理と合わせると、その味を一層際立たせてくれます。さらに、フルーティーな香りが食材の香りと好相性。料理に合わせて、柑橘系やトロピカルフルーツのような香り高い日本酒を選ぶのがおすすめです。しっかりとした味付けの洋食にも合います。甘みが肉や魚介の旨みを際立たせ、デミグラスソースなどとの相性も抜群です。

アルコール度数が低めで飲みやすい

甘口でフルーティーな日本酒は、アルコール度数が10度前後とやや低めに設定されていることが特徴です。アルコール度数が高いと、アルコールの刺激臭が強くなり、フルーティーな香りや上品な甘みを損なってしまう恐れがあります。アルコール度数を抑えることで、フルーティーな香りと甘みを最大限に引き立てています。

アルコール度数(%) 特徴
10度前後 フルーティーな香り、上品な甘味
15度以上 アルコール臭が強く感じられる

初心者の方や女性には、アルコール度数の低い甘口の日本酒がおすすめです。アルコールの刺激が少ないため、口当たりの良さと上品な味わいを存分に楽しめます。

甘口の日本酒にも様々な種類がある

甘口の日本酒にも様々な種類がある

貴醸酒(きじょうしゅ)

貴醸酒とは、米・米こうじ・醸造アルコールを原料とする甘口のリキュール酒です。ほのかな酸味と上品な甘みが特徴で、アルコール度数は14~16度程度です。製法は以下のとおりです。

  1. もろみを作り、濾過・火入れ
  2. 醸造アルコールを加えてアルコール度数を上げる
  3. 糖類などで甘味を調整

各地の酒造メーカーで個性ある貴醸酒が生産されています。食前酒や食後酒、デザートワインとしても人気があります。

スパークリング日本酒

スパークリング酒は、通常の日本酒に炭酸ガスを溶け込ませた発泡性の日本酒です。香りは爽やかなフルーティーさが特徴的で、口に含むと上品な甘味とキリリとした炭酸の刺激が調和しています。アルコール度数は10度前後と低めなので、フレッシュでさっぱりとした味わいです。純米酒を発泡させた純米スパークリングや本醸造スパークリング、果実酒やリキュールを混ぜたフレーバースパークなどがあり、お料理との相性も良く、軽い味付けの料理はもちろん、デザートとの相性も抜群です。ストレートで飲んでも美味しく、カクテルベースにもなります。

どぶろく

どぶろくは、日本酒の原点ともいわれる古くからの製法による日本酒です。米の麹と掛け米を混ぜ合わせ、そのまま発酵させて製造されます。日本酒のように搾り上げる工程がないため、濁り気味の色合いと米の風味が強めになるのが特徴です。アルコール度数は15度前後と高めで、甘口の味わいが印象的です。どぶろくには様々な種類があり、それぞれに異なる個性があります。

種類 特徴
生どぶろく 瓶詰めしただけの発酵液。生っぽい風味。
にごり酒 濾過をほとんどしないため、濁り気味の色合い。
酒どぶろく 熟成期間を長くすることで旨みが増す。

甘口で米の風味を存分に味わえるどぶろくは、食事にも良く合う飲み口の良い日本酒です。

甘口で飲みやすい日本酒を美味しく味わう方法

適度な冷やし方

日本酒は、温度によって味わいが大きく変化します。特に冷酒は涼冷え・花冷え・雪冷えと呼ばれる温度帯があり、それぞれ異なる味わいが楽しめます。

涼冷え(15℃前後)

冷蔵庫から取り出して10分ほど室温に置くと適温になります。吟醸香が華やかで、まろやかな味わいが楽しめます。

花冷え(10℃前後)

冷蔵庫のドアポケットの温度がちょうど良い目安です。上品で繊細な味わいが楽しめ、次第に香りが広がっていきます。

雪冷え(5度前後)

瓶に結露ができるくらい冷やすと、スッキリとした清涼感とシャープな味わいになります。個性の強い日本酒にぴったりです。ただし5度を下回ると旨みや香りが感じられなくなるので注意が必要です。夏場は冷酒器や燗徳利に氷を入れて適温に保つのがおすすめです。

おつまみの選び方

日本酒とおつまみの相性は、香り・甘辛・濃淡・温度によって異なります。

香りの種類による選び方
  • 吟醸香:香りの邪魔をしない白身魚の刺身やかまぼこなど淡白で薄味のもの
  • 新酒ばな:新酒と同じく1月に旬を迎えるクエ、寒ブリ、マグロなど魚介類
  • 熟成香:ウナギの蒲焼きやフォアグラなど脂が強く味の濃いもの
  • 木香:豚の角煮など香辛料を使った料理や濃厚な味わいのもの
甘辛による選び方
  • 辛口:塩辛、塩焼き、からし和え、明太子など辛味や塩気の強いもの
  • 甘口:黒豆、甘露煮など甘味のあるもの
濃淡による選び方
  • 淡麗辛口:白身魚の刺身、冷奴、酢の物などさっぱりしたもの
  • 淡麗甘口:天ぷら、魚の煮付け、チーズなど旨みの強いもの
  • 濃醇辛口:ぬか漬けなどコクと塩気の感じられるもの
  • 濃醇甘口:すき焼きなど甘味や旨みが強い料理、チョコレートなどの洋菓子

初心者でも分かりやすい日本酒の味わい方

日本酒の味わい方は次の3ステップがおすすめです。一口ずつ丁寧に味わうことで、日本酒の奥深い魅力が楽しめるはずです。

香りを楽しむ

まず、グラスに注がれた日本酒から立ち上る芳香を楽しみましょう。フルーティーな香りがするものもあれば、米の香ばしい香りがするものもあります。

口に含んでみる

適量を口に含み、舌の上で転がしてみましょう。甘みを感じたり、キリッとした辛口を感じたりするかもしれません。

後味を堪能する

飲み込んだ後の余韻を楽しむことも大切です。フレッシュな後味か、ほのかに苦みを感じるかで、個性を味わえます。

甘口の飲みやすい日本酒なら竹田酒造店の「かたふね」

新潟の風土が育んだ竹田酒造店の日本酒「かたふね」は、甘口で美味しい日本酒をお探しの方々にぴったりです。世界的に権威のあるIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)で日本酒部門最高賞を受賞し、その品質は世界的な評価を受けました。フルーティーな香りと飲みやすさが特徴で、どのようなシーンにも合う逸品です。

竹田酒造店の強み

  • 世界的な評価:「かたふね」はIWCで日本酒部門最高賞を受賞
  • 独特の味わい:新潟では珍しいコクと丸みのある甘口酒
  • 地域特産品使用:「越淡麗」や「こしいぶき」を使用した高品質の日本酒
  • 歴史と伝統:1866年創業、長年の歴史と最新の醸造技術を融合
  • お土産・贈答品に最適:新潟の自然と伝統を感じる特別な日本酒

甘口で飲みやすい新潟の日本酒をお探しの方は、「かたふね」をぜひご堪能ください。

フルーティーな甘口日本酒なら竹田酒造店の「かたふね」

会社名 合資会社 竹田酒造店
住所 〒949-3114 新潟県上越市大潟区上小船津浜171番地子
TEL 025-534-2320
FAX 025-534-4542
営業時間 平日8:30~17:00
土曜日13:00~17:00、日曜日定休日
代表者名 竹田 成典
URL https://www.katafune.jp/